という人は、ぜひ最後までご覧ください!
韓国人夫も よく使っていますし、韓国でテレビをわからないなりに見ていても、かなり使われている文法であることに気づきます。
私は韓国に長く住んでいても、この文法が理解できない日本人主婦です。
当記事では、「던」という時制の文法を勉強してみましょう。
目次
韓国人夫が頻繁に使う「하던 거 하세요」を分解!

하던 거 하세요を解析してみましょう。
よく使われるシチュエーション
わかりやすいように一応。うちの場合。
韓国人夫が、何か作業をしている私に話しかけて動作を遮り、自分の用事が終わった後によく使っている。
意味
ニュアンスとしてはこうなります。
こんな疑問が湧きませんか?
でも、正確に訳してみたら、時制がちょっとおかしくなるのです。
- 「한 거 하세요」…「したことをしなさい。」
- 「하고 있는 거 하세요.」…「していることをしなさい。」
どちらも「やっていたことをしなさい。」にはならないのです。
韓国語の文法「ー던」について

ここで、「ー던」について見ていきます。
色々調べたところ、
「ー던」は過去に持続した動作や状態、習慣、回想を表したり、未完了の動作や状態を表現するときに使用。
つまり、過去のことが現在も続いている時は「ー던」を使うといったイメージです。
「ー던」の他に「ー았/었 던」があるけど、違いは?

確かに、言われてみれば原型の語幹を던にくっつけている場合と、過去形았/었 に던がついている場合があります。
例文
色々な単語で던や았/었 던がつけて使われています。
例)하다
- 하던
- 했던
例)살다
- 살던
- 살았던
ー던とー았/었 던の違い
どちらも回想の時に用いられます。
違うのは意味的に
でも、ニュアンスが違うだけで、日本語に訳すと同じになっちゃうのが余計わかりにくいですね。
例文
過去連体形「ㄴ/은」の違いも合わせて見てみましょう。
比較的、하다の例文は違いがわかりやすいです。
- 내가 한 일 (私がした仕事)<ただの過去の一時点のこと>
- 내가 하던 일 (私がしていた仕事で、今もしている)<未完了>
- 내가 했던 일 (私がしていた仕事)<現在は終わっている>
살다はどれも一緒じゃん…ってなりますが。
- 남친과 같이 산 집(彼氏と一緒に住んだ家)<ただの過去の一時点のこと>
- 남친과 같이 살던 집(彼氏と住んでいた家)←回想の意味で用いられ、意味的には、もう住んでいない。
- 남친과 같이 살았던 집(彼氏と住んでいた家で、今は住んでない)
ここでの「ー던」はもはや未完了の意味でもないし、ただの回想ですね。わかりにくいので韓国人夫に聞いてみました。
私は、きちんと理解していないので、いつもごちゃ混ぜで使っています。
それでも、直されたことがありません(;’∀’)
きっと大体意味は通じるので、とりあえず使ってみましょう。
まとめ

実際に、韓国人夫に韓国語の文法「던」の説明を求めても、自然に使っており、文法的な知識がないために上手く説明できないそう。
あまり、正しく使わなくてはいけないと意識しすぎるほど重要でもないのかもしれません。
とりあえず、まとめます。
- ー던もー았/었 던も回想時に使う。
- ー던は持続した動作や状態、習慣、回想を表したり、未完了のことを表す。
- ー았/었 던は完了したことを表す場合に使う。
日本人は正しい文法にこだわりがちですが、考えてもわからないので、とりあえず使ってみましょう。
もし、のっぴきならない間違いなら、相手がネイティブな韓国人なら直してくれるはずです。