という方に向けた内容になっています。
韓国に在住して数年経っている私は、一方の単語を覚えていても、もう一方の発音が似ている単語の活用が曖昧なんてこともよくあります。
다르다と달다もその例。
다르다(違う)はよく使っています。
一方、달다(甘い)は活用が曖昧です。ごまかすために活用が簡単な하다を使う「달콤하다(甘い)」で代用する場合が多いです。
다르다は달라(요)
달다は…どうやって活用するの?
といった私と同じように曖昧にしている人、答えがわからない人はこのまま読み進めて下さい。
日常でよく使う単語なのでしっかり身につけるべし!
ということで、今回は韓国語の類似発音単語「다르다(違う)」と「달다(甘い)」を見ていきましょう。
目次
韓国語「다르다(違う)」の意味や活用
다르다の意味は以下の通り。
- 違う、異なる、別
- (다른で)別の、他の
①でも②の形容詞的な意味でもよく使います。
現在&過去 原形 | 現在:다르다 過去:달랐다 |
---|---|
現在&過去 丁寧形(ハムニダ体) | 現在:다릅니다 過去:달랐습니다 |
現在&過去 아/어(へヨ体) | 現在:달라요 過去:달랐어요 |
現在&過去 フランク(パンマル) | 現在:달라 過去:달랐어 |
仮定形 | 다르면 |
未来系や否定文は例文に含めているので参考にしてみて下さい。
다르다のように語幹が「르」で終わる単語は르変則活用が適用されます。
르変則活用については韓国語の「르変則」を徹底解説をご覧ください。
例文
よく使う다르다の例文を挙げます。
- 그 사람은 다른 지역에서 왔더라고요.(その人、別の地域から来たのです。)
- 다른 옷도 보여주세요.(他の服も見せて下さい。)
- 나는 너랑 달라요.(私はお前とは違う。)
- 다르지 않아!(違わない!)
- 어제랑 그 물건의 색깔이 달라졌어요.(昨日とその物の色が変わってきました。)
- 내일은 상황이 다를 거예요.(明日は状況が違っているだろう。)
韓国語「달다(甘い)」の意味や活用
달라の意味は「甘い」以外に全然違う意味が多くあります(私は知らなかったけど)。
例えば、
- 煮詰まる
- つるす、垂らす
- (秤などで)量る
などです。また、この他にもまだあるので、全て知りたい方は辞書を調べてください。
今回は、よく使う「甘い」という意味に関して見ていきます。
- 甘い
- 食欲がある、うまい
まぁ、基本①の意味でのみ使ったり、聞いたりしています。
現在&過去 原形 | 現在:달다 過去:달았다 |
---|---|
現在&過去 丁寧形(ハムニダ体) | 現在:답니다 過去:달았습니다 |
現在&過去 아/어(へヨ体) | 現在:달아요 過去:달았어요 |
現在&過去 フランク(パンマル) | 現在:달아 過去:달았어 |
仮定形 | 달면 |
달라のようにパッチムにㄹがつく単語は、ㄹ変則活用が適用されます。
例文
よく使う달다の例文を挙げます。
- 나는 단 것 좋아요.(私、甘いもの好きよ。)
- 달아?(甘い?)
- 달지 않아요.(甘くない。)
- 달지만 먹을만 하네.(甘いけど食べれる。)
- 생각보다 달았어요.달아서 다 못 먹겠다.(思ったより甘かった。甘くて全部食べれない。)
- 설탕을 많이 넣어버렸으니까 , 이 요리는 달 거야.(砂糖入れすぎたから、この料理は甘いだろう。)
韓国語「다르다(違う)」と「달다(甘い)」まとめ
다르다は르変則活用、달라はㄹ変則活用という風に、다르다と달라共に変則活用となるため余計に混乱する単語です。
普段よく使う単語ですが、使うたびに確認したり、頭を整理するなどして確実に覚えられるようにしましょう。
ちなみに、当記事ではとりあげていませんが、다르다と달라の他にも類似発音の単語があります。
「다루다(扱う、取り扱う、など)」です。
私は知らなかったですし、普段使ったことはないです。でも、勉強熱心な方は合わせて学習すると良いかも!