周囲の目があるから勇気を出してとるけど、ストレス。
みんなは違うの?どうしてるの?
当記事は、HSPさんの電話のお悩みに応える内容となっています。
周囲を見ると、誰もが会社で堂々と電話に出ているように見えませんか?
でも、実は電話をとるのが怖いと思っている人はあなただけではありません。
今の若者は電話嫌いと言われますが、30代だろうと40代だろうと電話を苦手に感じている人はいます。
特に、HSPさんは、電話を苦手に感じる要素があります。
当記事では、
をHSPの自分の経験を元に紹介しています。
会社に勤めているHSPさんの中には、現在進行形で電話が辛い人もいるでしょう。
当記事を読むことで、HSPの人が電話を苦手に感じる理由、電話応対の対策法を知ることができ、会社でのストレス軽減につながるはずです。
目次
HSPについて簡単に説明
HSPとは、ハイリーセンシティブパーソンという英語の略で、いわゆる「繊細さん」です。
病気や障害ではなく、気質なので、治療法はなく、上手に付き合っていくしかありません。
HSPが電話応対を苦手感じる理由は?[病気ではありません]
私の経験も含め、HSPの人が電話応対にストレスを感じる理由をいくつか挙げてみます。
電話応対は、新人の頃は特に厳しく感じられ、泣きそうでした。
新人の仕事だから、頑張れ。
本当に苦手なので、私は、朝礼の時も電話の近くを避け、できるだけ遠い場所に立つようにしていました。
最初の名前が聞き取れない→内容が頭に入らなくなる
電話を取るのが怖くなる理由の一つは、相手の声が聞き取れないことです。
名前が聞き取れなかった時点で、ちょっとパニックになって頭の中が真っ白に。
その後の内容が頭に入りにくくなります。
顧客からのクレームの原因になりますし、上司への連絡ミスにつながって、また怒られるという悪循環。
自分がわからない内容や面倒な内容だったらどうしよう…と不安
電話は、上司や担当者に引き継ぐ場合も多くありますが、受けた人が対応すべき内容もあります。
自分では対応の仕方がわからず、先輩に聞いたり、自分で調べたりしなければならなくなり、余計な業務が増加。
通常業務も遅れ、かなりのストレスに。
電話が鳴るたびに、
怖い…
と思うように。
電話の呼び出し音がトラウマになります。
自分の電話する姿が周囲に監視されている気がして緊張
電話応対を上司が見ているのではないかと、緊張したことはありませんか?
実際、私は新人の頃、先輩から、顧客に対しては「わかりました」ではなく、「かしこまりました」を使うように指導して頂きましたが、
と心の中で緊張感が走りました。
当たり前の指導なのですが、HSPの人にとっては、敏感になりやすい部分かもしれません。
HSPが電話応対をする際の対策
HSPといっても理解してくれない人もいますし、HSPを理由に電話応対はできないというわけにもいかないでしょう。
>>HSPさんはめんどくさいと思われる?周囲の人をイライラさせない対策を考察
少しでも電話応対にストレスを感じなくなるような対策をご紹介します。
取り次ぎ電話なら、名前が聞き取れなかったことを上司に言う
取り次ぎの場合、自分が電話してきた相手の名前を聞き取れなかったとしても、上司や担当者に取り次ぎさえすれば、問題はありません。
と聞かれるでしょうが、素直に事実のままを答えましょう。
- 「すみません。聞き取れませんでした」
どうせ取り次げば、上司は誰かすぐにわかるのですから。
少しの救いは、慣れると、常連さんの名前は聞き取れるようになってきますよ。
なので、電話を取るのも頑張ってみて、慣れが必要な部分もあります。
会話の途中で、さりげなく聞き取れなかったことを再度聞く
はじめに名前を聞き取れず、そのまま会話が続いてしまう場合もあるでしょう。
再度聞くのは躊躇われる時、会話の途中でさりげなく聞くのが良き。
- 「恐れ入りますが、もう一度お名前頂いてよろしいでしょうか?」
- 少しお電話が遠いようなので(嘘)、念のためもう一度お名前をお伺いしてもよろしいでしょうか?
といった感じの言葉を会話に挟めば、大丈夫。
メモを取る準備
電話を取る際には、メモをとることを癖づけましょう。
メモを取る理由は、聞き取れなくて頭が真っ白になる時があるからです。
また、緊張で電話で話している要点がわからくなることも頻繁にありました。
汚い字でもメモをしておくと、連絡ミスは格段に減ります。
少しでも失敗を減らすため、電話以外もメモの習慣は役に立つはずですよ。
電話が疲れるHSPさんは、電話と無縁の仕事を検討してみるのもアリ
多くの会社で、電話応対は避けて通れません。
HSPの人にとって、特にコールセンターはあまりおすすめできない仕事といって良いでしょう。
HSPさんにとってはストレス過多になりそう…
電話とは無縁のお仕事を希望するHSPの人には、在宅ワークがおすすめです。
基本的にチャットやメールなどが連絡手段(仕事によってはミーティングもあり)なので、電話よりは仕事がやりやすくなるでしょう。
急に仕事を変えるのは簡単ではないので、まずは副業からはじめてみては?
>>HSPの人が苦になりにくい在宅ワーク9選!副業や独立におすすめ
仕事以外の電話もNG?いきなりの電話が嫌いなHSPさんへ
友達であっても、メッセージのやり取りだけで、電話は全然しない人もいるのではないでしょうか?
友達や知り合いの中には、いきなり電話をかけてくる人もいるかもしれませんね。
何かの約束をするのも面倒だし。
プライベートにおけるいきなりの電話対策は、電話を取らずに、スルーしましょう。
そして、しばらく時間を置き、LINEで何の用事だったかを聞くのがおすすめ。
まとめ
HSPの自覚がある人は、電話が苦手なことを自覚したら、対策を実践してみましょう。
少しは電話応対が楽になるはずですよ。
- HSPさんは電話を苦手に感じる人が多い
- 素直に上司に聞き取れなかったことを伝えたり、メモを取ったりするなどの対策法を試そう
- 慣れも大事なので、逃げないで!
電話にまつわるトラウマが大きすぎるなら、なるべく電話に関わらなくて良いお仕事を探してみるのもアリでしょう。
苦手な仕事をできるだけ取り除き、働きやすい環境を見つけられると良いですね。