といった疑問に答えます。
英語の勉強をしている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
現実的に、韓国人は日本人よりも英語が通じる割合、英語を話せる人の割合は高いといえます。韓国語と日本語の違いによる英語力の習得に差はありません。
韓国人はどのように英語を勉強しているのでしょうか?
その勉強法は日本人でも、日本にいても可能なのか?といったことがわかります。
目次
「韓国人はみんな英語を話せる説」の真偽
韓国人と接したことのある日本人で、韓国人の英語の上手さに驚いたことのある人もいるのではないでしょうか?
しかし、韓国人は文法や単語などテストで点が取れる知識面は優れている人が多いけど、大部分は会話を苦手としているということです。
韓国人夫はじめ多くの韓国人が感じている韓国人の英語の現状です。
会話を苦手としているといっても、日本人よりは上手いと考えてよいでしょう。
韓国人の英語力が高い理由[就職のための圧]
話すことは苦手としているとしても、総合的に日本人より韓国人の英語力の方が高いことは否めません。
なぜ?
英語を習得しなければ将来が真っ暗という必死さがあるから。
韓国では、就職や転職の際に必ずと言っていい程TOEICのスコアの記入を求められます。
全く英語を使わない職種であってもです。
韓国人夫も転職の度に、TOEICの勉強をしていました。
TOEICのスコアが高い=就職に有利というのは学歴社会の韓国では顕著です。
小学生でもTOEIC800~900点台を取ったという広告も目にします。
しかし、TOEICのスコアを伸ばすことに注力するため、会話は苦手なままの人が多いのです。更に良い就職のために、他の人より突き抜けて「話す力」を求めて留学という選択肢も出てくるのでしょうね。
韓国人の英語の勉強方法

韓国人にとって、英語を身に着けることは人生を成功させるためにかなり重要なウエイトを占めています。
でも、特別な勉強をしているわけではなく、日本人も再現可能な方法ばかりです。
要するに、「死に物狂いで勉強しているかどうか」の違いです。
海外に語学留学する

というのはよくある話で、実際にフィリピンでも韓国人率は高かったです。
そもそも私が行ったのも韓国人が経営する学校でした。
お金があって、意欲のある韓国人は海外に語学留学する場合が多いです。
フィリピンからのアメリカ、イギリス、オーストラリアなどの英語圏へ留学というコースも。
韓国内の英語学院(ハグォン)に通う
韓国語で학원(読み:ハグォン)とは、要するに塾や予備校を指します。
韓国のアパートや駅などでは英語学院の広告を頻繁に目にします。
パク ○○くん(小6)TOEIC900点!
といった成果を並べる広告、豊富なカリキュラムのアピールをするものなど。
それぞれの英語学院はTOEICのスコアを伸ばすための戦略、ノウハウを持っています。
韓国人夫曰く、TOEICは形式に慣れ、ノウハウを掴めれば高得点を狙えるのだそう。
ハグォン、恐るべし!
本を購入→eラーニング的な感じで独学

韓国でもたくさんのTOEIC対策本が販売されています。
ただ本だけで勉強を進めるというタイプもあるかもしれません。
中には、本の中に購入者だけが見られるキーナンバーやQRコードなどが付いています。
本に記載のURLにキーナンバーを入力したり、QRコードを読ませたりすることで動画解説を見られるなどのサービスがあったりします。
オンラインや電話で短時間の英会話レッスン

日本でも多くの人が利用しているオンライン英会話は韓国でももちろんあります。
なんと、電話でのレッスンサービスもあるのです。
韓国人夫は、会社の強制で電話によるレッスンを受けていました。
1回10分。
空き時間にレッスンができるので忙しい人にもおすすめのサービスですね。
洋画鑑賞

空き時間といえば、韓国人は飛行機に乗っている時や留学中の空き時間などにも洋画を見て英語を学習している姿を多く目にしました。
ただ、英語の聞き流しだけでリスニング力アップに効果が無い理由にもある通り、ただわからない英語を聞き流しても意味がありません。
日本人が洋画を英語の勉強に使うなら、英語学習におすすめの動画サービス5選でご紹介しているサービスを利用することをおすすめします。
まとめ
韓国人の英語力の高さの裏には、韓国の競争社会ならではの圧力という裏事情も。
日本人も必死さが備わったら、それなりに英語は身につくのかもしれませんね。
- 韓国人の英語力は文法や読みは得意だけど、「話す力」は弱め。
- 韓国人の英語力が日本人より高い理由の一つは「必死さ」。
- 韓国人の英語の勉強法は日本でも再現できるものばかり。
韓国人の勉強方法を参考にして、日常の英語の勉強に取り入れられる要素があれば、ぜひ取り入れてみて下さいね。