「있다」が使われる慣用句や文法も知りたい!
といった疑問を持つ人に向けた内容になっています。
韓国語の基礎単語「있다」は、韓国語学習の上で必学単語です。
있다は単体として使われるだけでなく、文法の一部だったり、他の単語と組み合わせて慣用句的に使われる場合もあります。
当記事では、
をご紹介しています。
この記事を読むことで、あなたも韓国語の基礎単語「있다」をマスターできます。
使いこなせると結構表現が広がりますよ。
目次
있다<イッタ>(いる・ある)の意味や活用
있다は韓国語を学習する上で欠かせない初級の単語。
二重パッチムですが、読み方が簡単な部類の二重パッチムです。
二重パッチムの読み方がよくわからない方は、二重パッチムの単語の読み方のルールを参考にしてみて下さい。
있다の意味
小学館のポケットプログレッシブ韓日・日韓辞典を参照します。
- いる・ある
- 所有している
- (時間が)経つ
- (地位などに)ある
- (事件などが)起こる
- 金持ちの、裕福
など。
日本語では人に対して「いる」、物には「ある」と使い分けますが、韓国語は「있다」です。
있다は「없다」の反意語なので、当然ですが없다の意味と正反対になります。
없다に関しては「없다(ない・いない)」の活用は?없다を使う慣用句や文法も紹介を参考にしてみて下さい。
있다の活用
現在形 | 過去形 | |
原型 | 있다 | 있었다 |
丁寧形(ハムニダ体) | 있습니다 | 있었습니다 |
아/어(へヨ体) | 있어요 | 있었어요 |
フランク(パンマル) | 있어 | 있었어 |
語幹は「있」になります。
語幹+○○の文法などの際は、「있」を当てはめて作ってみましょう。
있다を使った例文
- 있을 수 없는 상황이다. (ありえない状況だ。)
- 여기에 과자가 있지 않았어?(ここにお菓子なかった?=あったでしょ!)
日本語でも「~がある・いる」の文章は、日常的にたくさん使うと思うので、ぜひご自身で文章を作ってみて下さい。
있다が含まれる使用頻度の高い韓国語の文法を紹介
있다は「ある・いる」という意味の単語として使うだけではありません。
文法の一部として있다が含まれている場合も多いです。
「~(が)ある・いる」という意味ではない場合もあるので注意しましょう。
ㄹ(을) 수 있다(~できる)
これは있다が含まれる重要な文法です。
ㄹ(을) 수 있다(~できる)
※パッチムが無い単語は「ㄹ」、パッチム有の単語は「語幹+을」となります。
例文で活用方法をチェックしてみて下さい。
- 나는 일본어를 읽을 수 있어요. (私は日本語を読むことができるよ。)
例文を作って、何回も使ったら覚えやすくなりますよ。
고 있다(~している)
これも韓国語初級で習う基本的な文法です。
- 고 있다(~している<現在進行形>)
- 아/어体+있다(~している<状態>)
パッと見ただけでは2つの違いが難しく感じますが、韓国語「 앉다(座る)や「서다(立つ)」で例に触れているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
ㄴ( 은) 적이 있다 (~したことがある)
この文法も何気に使うことが多いです。
ここでは、 있다の元々の意味の通り、「~ある」という意味で使われています。
ㄴ( 은) 적이 있다 (~したことがある)
※パッチム無なら動詞の語幹にㄴ、有りなら은を組み合わせて下さい。
ちなみに、この文法でも있다を「없다」にして「~したことない」という意味で使えます。
- 낫토를 먹은 적 있어요?(納豆、食べたことある?)
- 나는 서울에서 이 가수를 본적 있어!(私、ソウルでこの歌手を見たことある!)
「없다」にして「~したことない」でも文章を作ってみて下さいね。
있다を使った頻繁に使用する慣用句やフレーズ
例文のご紹介です。
参考にしてみてください。
「~(が)ある/いる」という意味で使う場合
日本語で「~がある」と言いたい時、「있다」を使います。
- 자신이 있다(自信がある)
この例文は、「있다」を「없다」に変えると「自信がない」という意味になります。
特に「~(が)ある/いる」と訳さずに使う場合
何気によく聞くフレーズです。
韓国ドラマで聞いたことのある人もいるのではないでしょうか?
- 가만히 있어!(じっとしてろ)!
この例文は、「있다」を「없다」に変えて使えない表現ですね。
韓国語「있다」[まとめ]
韓国語「있다」は基本的な単語です。
「있다」を使った文法やフレーズは、韓国語の会話の中で、頻繁に出てきます。
- 있다の基本的な意味は「いる・ある」
- 있다は文法にも多く使われている
韓国ドラマを見ていてもたくさん出てくるので、ドラマを見る際にもきっと聞き取れることがありますよ。
また、自分の発音や作文が正しいのか、通じるのか不安という方は、無料体験ができるサービスもあるので利用してみてはいかがでしょう。
ぼちぼち覚えて、韓国語の表現の幅を増やしていきましょう!